就農当時の思い出
↓の写真は、2015年3月16日11時37分に現在のB9~16のハウスのある場所で撮影しました。
(小松菜かほうれん草をクリーンシーダで播き、妻と二人でパオパオで被覆したものです。)
私が就農して1年目の春のことです。6年前ですね。
2015年の12月につくば市に引っ越し、
55aの陸田に、ハウスを8棟建て、妻と2人でのスタート。
この時は雇用はしておらず、2人だったような気がします。
いや、↓の私の弟が週末に東京から手伝いに来てました。
素人ながらよく働きました。
大した農業研修も受けず、素人が始めた農場っぽいもの。
事務所もなく、冷蔵庫もなく、あまりにも適当な船出。
とりあえずハウスがあるだけ。
妻の祖母宅に眠っていた40年落ちのトラクター1台もありました(今も現役です)。
経営理念、経営計画、栽培技術、生産施設や機械、何にもなし。
日々必死に、小さい脳みそを24時間365日フル回転させ、
どうやったら飯が食える農業ができるかだけを考えた結果
今があります。
考える力って大事ですね。
新規就農を目指す人たちに、ひとつアドバイスをするなら、
「とりあえずやってみて、だいたい失敗するので、その後、必死で考える。」
強くなりますよ。
↓の写真は何がついてるかわかりますか?(今の私ならわかりますが、当時はこんなこともわかりませんでした。)